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Chocolate Editor

CACAO HANARE/COMPEITO CACAO

カカオハナレ×緑寿庵清水

金平糖カカオ



京都の老舗金平糖専門店である「緑寿庵清水」と、鎌倉のMAISON CACAOがお茶とチョコレートを楽しむ和の提案としたブランド「カカオハナレ」がコラボレーションし、数量限定で販売されたのがこちらの「金平糖カカオ」。


桐箱に金の水引と、高級感とおめでたさが表現されたパッケージ。熨斗の下にも箱に金色の刻印が施されている。



メゾンカカオが所有するコロンビアの自社農園で育てたカカオを発酵させ、カカオニブを核にして、カカオバターを含むカカオとグラニュー糖、澱粉、その3素材のみで素材を結晶化し、完成された金平糖。常温でも溶けずに、カカオ味をしっかりと保ち、味わわせてくれる。



封を開けただけで香るチョコレートの香ばしい香り。焙煎香にツンとした酸、ふわりとフローラルな香りが混ざる。



見た目は完全に金平糖。チョコレート色に、ツンツンとしたグラニュー糖の角が白く全体に飛び出している。



口に入れるとグラニュー糖の甘味とともに、チョコレートの味わいが広がる。カカオというよりもやはりチョコレートというべき味わい。甘く香ばしいチョコレートの味わいは、やがて角が溶けて、核となるカカオニブが溶け残ることで、今度はカカオに変わる。しかしグラニュー糖の甘味が残っているので、苦味が渋味はほとんど感じず、ナッティーな香ばしさがさらに強くなる。食べ進めるほどにカカオが濃厚になっていくのだ。


最初から噛んで食べれば、その味わいはよりチョコレートに近く、カカオニブの粒子の粗い昔ながらのモデカチョコレートを思わせる。


それでも金平糖らしさをそこにきちんと感じられるのは、私が日本人だからだろうか。

どうしても最後にカカオニブが溶け残り舌に残るが、それもまた、お茶が欲しくなっていい。


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